日焼け止め化粧品について一般的な説明をもう一度します。
どっかで書いたかもしれませんが。
日焼け止めの効果を出すには、
1. 紫外線吸収剤
2. 紫外線散乱剤
を配合しなければその効果は得られません。で、
1.紫外線吸収剤は比較的配合しやすく、また使用感も邪魔になりにくい。(べとつく物もありますが)。しかし、機能を高めようとすると配合量を多くしなければならず、また人によっては刺激になりやすい。
2.紫外線散乱剤は基本的に無機粉体のため、白くなる。また伸びがわるくなったりして、使用感をそこなうことが多い。しかし、安全性はとても高い。
通常はこの1と2の組み合わせで日焼け止めを作るわけです。
肌にやさしい!となっているものは2紫外線散乱剤のみを使用したりしています。ノンケミカルとか書いてあったりします。確かに刺激はすくないのですが、すごく白くなったりします。
また、「白くならない!しかも高SPF!」というのは1紫外線吸収剤を中心に処方を組み立てているものが多いです。健常肌の人は何の問題もないと思いますが、刺激が出る人はいるかもしれません。
また、「ウオータープルーフ」「汗につよい」という商品もあります。
これらは、基材に水になじみにくいものを使用したり、撥水性のシリコンなどをうまく配合させて、水が製品を嫌うように仕向けています。
最近の日焼け止めは、本当に良くなっています。
上記の情報をヒントに、色々な日焼け止めを試してみてはいかがでしょうか。
氷冴